人生に役立つ心理学・メンタル・哲学

心理カウンセラー”みなみ”のブログです。

自分の心を守る防衛パターンを知りストレスに気づく

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防衛機制

 

心のストレスに皆さんは、気づけていますか?

過度なストレス状態(心の病気)になる方は弱い人間だと思っている人は多いと思いますが、それは間違えで、むしろ心が強いと思い込んでいる人ほど過度のストレス状態になり自律神経失調症になってしまうケースが多いのです。

 

真面目で頑張り屋さんが心の病気にかかりやすい!

真面目で頑張り屋さんは、真面目過ぎたり頑張り過ぎたりと過度なストレス状態でも頑張ろうとするからです。頑張り屋さんのストレス解消の仕方に共通する点が多いのは、週末は家にこもって寝て休んでいます。

休めばストレスが軽減すると思っている方が多い!

もちろん体力を使うお仕事であれば身体を休めれば回復しますが、心の疲れは人間関係の悩みや仕事上の問題と心と頭に関する疲れです。そうすると週末に寝て過ごすと生活リズムが狂い休みあけに仕事に行くことが辛くなります。

ストレスをその日に解消することを心掛けます。

例えば、趣味の時間を作る、美味しいものを食べる、運動(スポーツ)する、早めに寝るなど積極的にストレスを解消する時間をつくることです。そのためには、過度なストレスになってからでは、回復が遅くなりますので、いち早く自身のストレスに気づくことが大切です。人は、嫌なことや不安になると自動的に自分の心を守ろうとする防衛機制がそなわっております。

精神科医フロイトが提唱する防衛機制は、その人の

性格によって心の防衛のパターは、ことなります。

防衛機制⑩パターンを見て自分はどのパターンをよく行うかを知りその行動をしている時は、「心を守ろうとしている」「ストレスを感じている」ことに気づけます。

 

防衛機制は、健康的なシステムですが、過剰になると

神経症を引き起こす!

②昇華で、習い事や趣味やスポーツに熱中したり⑨合理化で「ま、いっか」と上手に開き直りをしたり負け惜しみが言えるとストレスが溜りにくいです。防衛機制の行動は自分の心がストレスを感じている事に気づけます。そうすることで、これ以上ストレスを増やさない行動②昇華⑨合理化がとれます。一番お勧めは②昇華です。頭と心の疲れやストレスを癒すには、身体を動かすことが一番です。体操、ダンス、ジョギング、スポーツなど運動する習慣を持つことをお勧めします。くれぐれも運動し過ぎないように適度に頑張りましょう!カウンセリングでは、「頑張って」は禁句に思われていますが「頑張るな」と言う訳では、なく「頑張り過ぎない」と言う事です。「無理して頑張らないように」適度に頑張りましょう。

 

 

一般社団法人メンタル心理マイスター協会HP

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心の構造論を知る

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心の構造 フロイト

 

(意識)スーパーエゴ道徳的理性(価値観・ルール)
親や周囲に影響されてできた心です。

基本的に超自我が強く働くとは、その自我を超越して物事が分かるようになることだと思います。ですから、超自我が強く働きすぎると言う事はありません。

むしろ好ましい状態になります。但し、中途半端な境界線に自我と超自我の境界線で、さまよっているとき、人間の意識には、いろいろな変性意識状態が発生します。

例えば、感情的になりやすい、融通が利かない、失敗を隠す人によっては、そこから抜け出られなくなり、非常に恐怖をかんじる場合もあります。自己規制が強いため、極端な場合は神経症(心因性)になります。「死にたい」という気持ちは極端に傾いた超自我が勝手に言っているだけです。そして、その超自我に言い返し、イド(無意識の本能)の「生きたい」という欲求を守る為の自我をすでに持っています。

 

(前意識)エゴ(葛藤する理性)

スーパーエゴとエス(イド)は仲が悪いので

仲良くなって欲しいと思っています。

 ●接近-接近型(接近葛藤):異なる方向のどちらにも満足したい

※どちらにもプラスの感情があって悩む状態。

+欲求(接近)と+欲求(接近)で葛藤する

●回避-回避型(回避葛藤):回避したいものどうしの間にはさまれる

※両方にマイナスの感情があって悩む状態。

-欲求(回避)と-欲求(回避)で葛藤する

●接近-回避型(回避葛藤):同一の目標が正と負の原因になる

※怖いものへの好奇心はあるが、実行すれば恐怖心が生じる状態。

目的、目標に対して、+欲求(接近)と-欲求(回避)で葛藤する

葛藤が酷くなると防衛機制という欲求不満体制が発動して解決する。

うまくいかないと!神経症(心因性)、人格障害、精神病(内因性)に陥る

 

(無意識)エス(イド)(無意識の本能)

本能(リビドー)性欲や食欲、生存欲求、笑ったり、

泣いたり怒ったりする力。

無意識の領域のうちで、能動的な働きかけを行う

心の部分抑圧された記憶や感情など

エス(イド)は、スーパーエゴを嫌う★

例えば、(スーパーエゴ)意識「死にたい」エス(イド)無意識「でも死にたくない」

この「でも死にたくない」無意識の本能には気づけない!

大人になるとスーパーエゴ(超自我)が強くなりうまく折り合いがつかないと

うつ病(新型うつ病)になる。

 

一般社団法人メンタル心理マイスター協会HP

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